ディフェンディングチャンピオン藤田寛之のコース攻略
15番 571ヤード パー5
風がフォローになると2オンも狙えます。ただ、ドライバーショットにはリスクもあって、左サイドの松の木と、少し右に出たときに右の林にすっと入っていってしまいます。フェアウェイが右に傾斜しているので、フックボールでうまくコントロールしないとフェアウェイにいきません。セーフティに考えるなら3Wでフェアウェイにおいて、真ん中の木をうまく避けながら、3打目をウェッジで打てるところに持っていくという作戦もありますね。ただし、奥に少し下るグリーン形状なので、3打目のウェッジもうまくスピンコントロールしないと良い位置につけられません。
- 藤田 寛之(ふじた ひろゆき)
- 福岡市出身、1969年6月16日生まれ。 高校時代からゴルフを始め、1992年にプロ転向。ツアー5年目にプロ初優勝を飾る。 年を追うごとに完成度を増していくプレースタイルは40歳を過ぎてピークを迎える。 そして昨年には年間4勝を挙げ、ついに賞金王へと上り詰めた。 昨年のダイヤモンドカップ(ザ・カントリークラブジャパン/千葉県)では2日目に首位に 立つと、そのまま逃げ切り優勝。早々に年間2勝目とし賞金王への足場を築いた。 大洗で開催された07年大会では17番までトップを走っていたが、結果は5位タイで終わっている。
コース解説
フェアウェイにある1本松を上手くかわして攻めていく
バックティから310ヤード付近のフェアウェイに大洗名物の1本松がある。かつては根回り2.5mの見事な双幹松であったが、松食い虫によって枯れてしまい、現在はそれに替わるやや小さな双幹松が植樹されている。コースの努力によって根が張り、葉も茂ってきた。そこで、今でもこの松が選手にとってはやっかいなハザードになる。松がフェアウェイ左サイドにあるので、その右に打ちたいが、フェアウェイの幅は半分ほどしか使えない。よって右のラフに打ってしまうことになる。18ホール中最もフェアウェイキープしにくいホールだろう。上手く打てれば2オンもあるが、大抵はピンまで120~130ヤードとなるフェアウェイにセカンドを打ち、サードでピンにピタリとつけたい。セカンドで欲をかくと、左は林やバンカーに、右は池に入ることも多い。
- 水巻 善典(みずまき よしのり)
- シニア3年目の2010年は、優勝こそなかったものの抜群の安定感を発揮、全10試合中、5試合でベスト10入りを果たした。賞金ランクも8位と順位を上げている。94年には、米国男子ツアーにも挑戦し、「バイロンネルソン」で6人のプレーオフの末2位タイに入る活躍を見せ、日米両ツアーでシード権を獲得した経験がある。
HOLE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | TOT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDS | 442 | 517 | 407 | 165 | 450 | 348 | 573 | 214 | 445 | 3561 | 520 | 390 | 380 | 438 | 192 | 571 | 245 | 456 | 437 | 3629 | 7190 |
PAR | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 36 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 36 | 72 |
協力:書斎のゴルフ
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