ディフェンディングチャンピオン藤田寛之のコース攻略
16番 245ヤード パー3
距離の長いパー3です。風がフォローになったときは手前の傾斜でクッションさせながら載せていく。たとえショートしても、手前からアプローチが基本です。問題はアゲンストになったとき。非常にボールコントロールが難しくなるし、風がダイレクトに来るのでなかなかグリーンまでボールを運べない。ショットの調子の良し悪しが出やすいホールです。調子の悪い選手はミスヒットが多いので、アゲンストの中でグリーンまで持ってくるのが難しい。3Wとかで打つんですけど、球筋によって番手は関係無いんですね。大きなクラブを持っても、スピンが掛かってしまうと上がるばっかりで前に飛んでいかない。技術が要求されますね。
- 藤田 寛之(ふじた ひろゆき)
- 福岡市出身、1969年6月16日生まれ。 高校時代からゴルフを始め、1992年にプロ転向。ツアー5年目にプロ初優勝を飾る。 年を追うごとに完成度を増していくプレースタイルは40歳を過ぎてピークを迎える。 そして昨年には年間4勝を挙げ、ついに賞金王へと上り詰めた。 昨年のダイヤモンドカップ(ザ・カントリークラブジャパン/千葉県)では2日目に首位に 立つと、そのまま逃げ切り優勝。早々に年間2勝目とし賞金王への足場を築いた。 大洗で開催された07年大会では17番までトップを走っていたが、結果は5位タイで終わっている。
コース解説
海に向かってアゲンスト。大きなクラブで打つのが得策
18ホール中、唯一、海岸線と平行ではなく、海に向かって造られている。打ち下ろしのため、太平洋が眺められる景観のよいホールだが、海からの強烈なアゲンストの風が吹くことが多い。風がなくともスプーンなどで打つぐらい距離があるため、風が吹けばドライバーでも届かないことがある。バンカーが1つもないのに、パーを取ることが難しい。グリーン左が高く右が低いので右サイド狙いがよく思えるが、手前には松がある。狙いは大きめのクラブでグリーンオーバー。右奧にこぼれるのでどこにピンが切ってあっても寄せやすい。距離ピッタリのクラブで強振すると左に引っかけて松林の餌食にもなる。大きなクラブでゆったりと振っていくことだ。
- 水巻 善典(みずまき よしのり)
- シニア3年目の2010年は、優勝こそなかったものの抜群の安定感を発揮、全10試合中、5試合でベスト10入りを果たした。賞金ランクも8位と順位を上げている。94年には、米国男子ツアーにも挑戦し、「バイロンネルソン」で6人のプレーオフの末2位タイに入る活躍を見せ、日米両ツアーでシード権を獲得した経験がある。
HOLE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | TOT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDS | 442 | 517 | 407 | 165 | 450 | 348 | 573 | 214 | 445 | 3561 | 520 | 390 | 380 | 438 | 192 | 571 | 245 | 456 | 437 | 3629 | 7190 |
PAR | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 36 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 36 | 72 |
協力:書斎のゴルフ
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