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藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

2011年に初めて訪れたオーガスタ。テレビで見ていた景色が目の前に広がり、１番ホールに向かいながら「ああ、ここに来たんだな」という思いがしたのを覚えています。とはいえ嬉しい反面、難しいコースでの戦い始まりですから「これからだ」というドキドキ感が交錯した複雑な心境になります。

スタートホールは緩やかな右ドッグレッグのパー４。まずはティショットで右のバンカーに気を付けること。そして左の林に注意を払わなければなりません。セカンドはやや打ち上げ。自分は６番、７番アイアンを握ります。ただ、グリーンが砲台になっているので、ピンポジションによって難しさが変わります。

ピンに近いポジションにグリーンを外すと、難しいアプローチが残ってしまう。特に左側は傾斜が強いので、左に切られたときは安全にセンター狙い。右、奥のピンに対しては右手前からというイメージで突っ込んでいきます。