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藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

各ホールで数々のドラマを生んできたオーガスタナショナルですが、16番はタイガー・ウッズのチップインバーディでも有名なパー３（2005年大会最終日、ティショットをグリーン左奥に外したウッズは、大きなスライスラインにウェッジで乗せ、最後の一転がりでカップに沈めた）。あんなの、考えられないですよ（笑）。

基本的にはグリーンは左と右で２つに分かれていると思ってもらって構いません。ピンポジションで一番難しいと思うのが、右に切られた時。マウンドの上、すり鉢の上に切ってあるので、ティショットで右に外すと大変。ピンが左サイドの時の方が、池は近いですが、ティショットでは傾斜を使って寄せやすい。

ただし、ピンに対してそれぞれ落としどころがあるため、距離感を間違うとその後が大変です。また、ピンやティボックスの位置によって距離も大きく変わるホール。５番アイアンから，８番アイアンの中で選択するケースが多いです。