2013マスターズの最新ゴルフニュースをお届け

藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

ティショットでフックをイメージさせるホールです。上からの図で見た以上に、サイドの木が大きくせり出しています。少しでもプッシュアウトしたら木、引っかけても木に当たります。基本的には左のコーナーにストレートボール打っていくと、フェアウェイセンターに行きますが、やはり枝もあるので少し左回転をかけていきたい。ドロー、フックを打っていくと、うまくいけば残りは150ヤードくらい。一方で、飛距離のある選手にとっては落としどころのポジションは広いはずです。

セカンドショットは右手前から左奥に、縦に長いグリーンを狙います。ただライは左足下がりの、つま先下がり。ここが悩ましい。右手前から巻いて攻めたいのに、普通に打てばフェードが出ますからね。

ですから逆に、スライスで左のバンカーを越えながら攻める方法もあります。「どっちがいいのかな？」って（石川）遼と話をしたこともあります。（片山）晋呉なんかは「左からスライスでいいんですよ」と言っていました。